「今日は何を読もうかなぁ〜」
と、移動中のお供にいつも鞄には何かしらの文庫本サイズのモノをいれてるんですが(岡本太郎太郎率非常に高し!…)、
暑い季節になってくると俄然坂口安吾率がアップします
なんでか私の中では坂口安吾さんは夏のイメージがある!
あと、「ピエロ伝道者」が強烈過ぎて竹竿やら星やらで勝手に夏を想像している感があります
坂口安吾さんの書く文って一筋縄ではいかないと言うか…毒があるのに儚げで、どこかニヤッとしてまうシニカルさがあって…
中毒性ハンパないっす
岡本太郎さんが陽性の陰なら、坂口安吾さんは陰性の陰て感じ
コイツナニイッテンダ( ̄□ ̄;)的ツッコミは一切受け付けないよビシッ
(キャプテン渡辺風)
「余はベンメイす」の中の大好きな一節でも載せてレッスン行ってきます
小説は劇薬ですよ。
私の小説を猥セツ文学と思ふ人は、二度と読んではいけない。
私の小説は、本来オモチャに過ぎないが、君たちのオモチャではないよ。
魂の病人のサイミン薬です。
病気を根治する由もないが、一時的に、なぐざめてくれるオモチャです。
健康な豚がのむと、毒薬になる。
私の小説を猥セツ文学と思ふ人は、二度と読んではいけない。
あなたの魂自身が、魂自体のふるさとを探すやうになる日まで。
私の小説は、本来オモチャに過ぎないが、君たちのオモチャではないよ。
あつちへ行つてくれ。私は、もう、ねむい。
今年の夏も安吾が熱い!!!