ハイデルベルクを満喫した後は、新幹線でシュトゥットガルトへ行きました

ここで天と地がひっくり返るような、衝撃的な作品と出会ってしまいます

ドイツ語版ミュージカル
「TARZAN(ターザン)」
当日まで普通に最前列も余っててすぐに良席が取れたので、正直あまり期待してなかったんです

記念に観ておこうかな…くらいのテンションでシュトゥットガルト中央駅から電車を乗り継ぎアポロシアターへ

冒頭から度肝を抜かれる演出とパフォーマンスに圧倒されました

まさしくあの「TARZAN」の世界





ロープ一本で舞台中を飛び回るゴリラ達

アンサンブルの方々のアクロバティックで指先まで神経が張り巡らされた繊細な動き

すぐにジャングルの中にワープした気分になれます





子役のターザンの子のレベルは超高いし、
ゴリラのリーダー・カーチャックとその妻カーラは文句のつけようもない完成度

「アニメや物語の舞台化」て原作とキャストさんのギャップに戸惑ったりするところが多少なりともありますが、「TARZAN」はどの配役も予想より遥かに上

一気に引き込まれます

そして、1幕後半!遂に青年ターザン登場!!
息を飲みました。この方を見た感動は何て形容できるのか解りません

衝撃的過ぎて軽く悲鳴が出るくらい

ターザン!
ターザンよりターザン!!
まず筋肉の付きにビックリしました

(写真では分かりづらいですが
)ボディビルやフィジークとか…フィットネス業界ではまず見ない筋肉の付き方


まさにターザンそのもの

見終わって思ったんですが、ターザンの演技に使う筋肉が異常に発達してるんです

特に三角筋、上腕三頭筋、ハムはマジやばかったです!!!
基本四つん這いで駆け回るかロープ一本の宙吊り状態で歌って踊る、超絶ハードな舞台を週8本!!!

本物の火もブンブン振り回されるし



役作りの為のトレーニングもされたのかもしれませんが、日々の積み重ねでターザンの体型になられたのかなぁと見入ってしまいました
!!

歩き方も仕草も完全にターザン

それでね、何が凄いって、
歌が…歌が…超上手いんです





プロの方に上手いとか失礼ですが、
こんな人は舞台でそうそう見かけないくらい…心揺さぶられる歌声



それをバク宙とか側宙とか宙吊りしながら歌われるんです





初め、あまりの動きの激しさと歌の上手さ(ブレなささ)のギャップに「口パクかな」て疑ったほど

そして演技



育ての母カーラとの別れのシーンや、人間として生きていく決意をし亡き父親の服に袖を通すシーンなど

「家族愛」や「青年の成長と葛藤」がたくさん描かれているんですが、
一つ一つのしぐさに重みがあって緻密で…一体どれだけ役に対して熟考されたんだろうって感動しました

何この人!?完璧すぎる!!意味わからん!!
て小声で言ってたと思います。笑
こんな人がこの世に存在したなんて





内容はもちろん素晴らしかったのですが
、

決して満員御礼とは言えない観客の数の中で日々これだけの演技とパフォーマンスをされる姿勢に、ものすごく感銘を受けました

端っこのほぼ見切れて見えないアンサンブル方まで最後までキレッキレのダンスとパフォーマンス





こんなに胸が熱くなるミュージカルは何年ぶりに観たやろう?と、
興奮冷めやらぬシュトゥットガルト1日目の夜でした

すごく気持ち悪いブログになってきたので、これくらいにしときます

全然言い足りひんけど
笑

TARZAN〜\(//∇//)\