さあ!水曜日!
今回のシュトゥットガルト最安値の部屋

エレベーターがないので3階までスーツケースを運ばなければいけませんが、それ以外は一泊20ユーロとは思えない宿

舞台に150ユーロ出すのは惜しくないけど自分の寝床ならこれで十分です
笑

清潔でセキュリティもしっかりしてるしキッチンも綺麗です

さぁ!!いそいそと劇場へ

29日と聞いていたので、キャストを確かめずに中へ…
嘘…

頭が真っ白になる…
海外の「確実」があてにならないのは薄々心配してましたが、まさかGianMarcoじゃないなんて…



さすがに何回もStageDoorに行くのは…
しつこいと思われたらあかんしなぁ…
やっぱり無理!!
このままでは帰れない!!
と引き返して訪れてみました

扉を開けると…
セキュリティゲートの鏡の向こう側から、一週間前に教えてくださった女性が「入ってこい」と手招き
して、事務所に通してくれました


そして…
「彼は1週間の療養に入ってたんだけどまだ具合が良くならないの。今日は代役だったでしょ?」
「明日も…代役の予定なの。」
私が週末に帰国する旨を告げると、舞台監督らしき方に電話をしてくださいました。
5分後

「彼の具合は本当に良くなくて病院にいるそうよ。おそらく今週いっぱいは復帰は厳しいだろうって。」
「明日もここに聞きに来てくれていいけど、彼の可能性はかなり低いわ。」
「本当にごめなさい」と、とても丁寧に状況を説明してくれました。
帰りの電車。
気を緩めた瞬間一気に涙が出てきました。
あの最高の舞台を観ることができないなんて!
ていうのはもちろんですが、
GianMarcoがそんな状態だったなんて…
休養前に最後に観た時は全然分からなかった…
誰にもどうすることもできない状況ですし、何よりGianMarcoの体調が心配

(話では外科系ではなく内科系のようでした。)
ただ祈るしかできない。
どうしていいか分からずに混乱して涙ぐみながら帰ったら、ドミトリーのルームメイトBukiが励ましてくれました。