【レース開始】
去年はゆっくり行きましたが、
最初の崖が渋滞するので、今年は早めの集団に付いていき、出来るだけ登りで速度出せるポジションを取りに行きました⛰️
コンペの選手同士は本来は助け合ってはいけないのですが、
前の人が有刺鉄線をほんの少し持ち上げて「通りな」ってやってくれたり、
崖の上から「掴まれ」って手を差し伸べてくれたり、
鎖を持つ時に「手伝おうか」と声を掛け合ったり、
水を見つけたらお互いに汲んで掛け合って体を冷やしたり🚿、、。
順位を競い合うライバルですが、
仲間であり「同士」の意識の方が強くて、
「俺たちこの崖あと2回も登るんだぜ、狂ってるよな!笑」
「この凶悪なオブスタはあと1回やったら終わりだよ」
「お前まだ大丈夫か?俺は足がダメだ!攣って震えてる」
みたいに抜いたり抜かされたりする時に話して励まし合いながら走りました🏃♂️🏃♀️🏃
1ループ目は急な登りがとにかくしんどくて気付けば心拍数190超え💔
3時間経過時点で内転筋が攣って別の生き物みたいに脈打って動きだして、激痛が襲ってきました。
(もののけ姫のアシタカみたいな感覚)
ふと頭に浮かぶ。
「こんな事、10時間以上ぶっ通しで続けられる?」
弱気になるな!何考えてんねん!と攣ったまま走り続けて、
2ループ目はこれ以上攣らないように飛ばし過ぎず心拍数165〜180くらいで少し温存しました。
3ループ目でやっとエンジンがかかってきて
よっしゃー!!!やったるでー!!!
と、好きな唄を歌いながら
目ギンギン(多分この辺りでカフェイン入りのジェルを飲んだ笑)でラスト2時間は可能な限り飛ばしました。
去年感じた「地獄」は、今年の私には「地獄」ではありませんでした。心底楽しかった!!
※途中からビブ/ゼッケンの色が紫🟣→白⚪️に変わってるのは、半分経過時点でトランジッションエリアに上位で入った選手が着けるみたいで着替えさせられました。