※かなり前後しますが時間のある時に更新してます🗓️
5月末Madridに着いてから数日は静かな村にいました🇪🇸
1時間あれば村のほとんどを観光できるくらい、小さくてのどかな場所です。
どうしても賑やかな観光地に行くとアレやコレやとせわしなく動き回ってしまうので、地図を見て自然に囲まれてそうな所を選びました🌏
街からかっこいいゴツゴツした山があり、登山ルートがあったので登ってみることにしました⛰️
お弁当はパンを手で割ってチーズと生ハムを挟んだものを適当に用意して🥖
大きくて入らないので巻きつけておく笑。水1Lと補給食と救急道具も↓
いざ⛰️
しばらく登って険しくなってくると、岩に白と黄色の目印が。
これを探して次の岩へ這いつくばって登る🪨
トレランに来たつもりがほぼクライミングでした💦
いくつか大きな岩山を越える度に違う景色が広がっていて、気持ち良い!!
かなり難解なルートで単独では難しく、何組かトレランの人もいたので離れない程度に付いて行きました。
こういう岩場をよじ登るルートでした⛰️
数時間後、ふと思う。
「あれ?これもしかしてこの人達、村の反対側に行かない??」
気付いた時には山を何個か越えたかなり遠い場所⛰️
「山は臆病なくらいじゃないと事故に遭う」
「少しでも違和感を持ったら引き返せ」
肝に銘じてたはずなのにー😭
そこからがもう、とにかく大変でした。
ルートが全くわからん!!!
照りつける太陽🌞
減っていく水。
コンパスで村の方を目指して、登山ルートではない岩場と木の間を這って降りました。
「岩から足滑らせて落ちたら確実に終わりや」
これまで味わった事のない、ものすごい緊張感で足が震えました。
降りたものの下が断崖でまた登り直したり、結局2時間くらい彷徨いました。
鹿🦌が岩場に姿を見せたので「岩の上にいるってことは、ジャンプしたら移動できる岩があるってことや」と鹿と鹿のフンの後を追って、何とか人が踏み入れたような痕跡を発見!
しばらくすると遠くでガサガサ音がしてトレランしてるお兄さんが上の方で見えました⛰️
全力で叫ぶ!!
合流して下山するルートを探してると伝えると「僕も今、下山中だから街まで一緒に走ろう」と言ってくれました😂✨
ホンマに岩場走るやん!スゴーい!!!と感動と、安堵が入り混じった状態の下りでした🏃
「この辺りは険しいから慣れるまでかなり迷うよ」
「GPSで何かあった時は、自動的に麓の家族の元に通知が行くようにしているよ」とのこと。
本当にすみません!!ふらっと来た観光客が気軽に入って💦猛省しました。
ルートじゃない所を彷徨ってたので足から結構血が出てて、「麓の家に家族がいるからそこで消毒して、水を汲んでから帰りな。車で送ってあげよう」とめちゃくちゃ優しいお兄さんでした✨✨
次はないと思って気をつけます。
スペイン🇪🇸の人の優しさに感謝🙏
(↑麓近くまで戻ってきた😂)